和の文化を継承発展させる
ものづくり

いまは当たり前となった婚礼の
貸衣裳からスタートした和装衣裳のエキスパート

創業から変わらず守り続けているのは、
「お客様のしてほしいこと、
困っていることを事業とする」こと。
そして、ハレの日に相応しい衣裳を通して、
「美」と「やすらぎ」と「ゆとり」を提供すること。
二条丸八は、これからも挑むことを怠らず、
時代の一歩先行く開発力を磨き、
お客様へ「喜び」をお届けいたします。

数々の失敗から得た学びを生かして次へと挑む
不屈の精神とお客様に寄り添う心が商いを軌道に乗せた

昭和31年創業。初代田中嘉一郎が、勤めていた会社を退職し、「田中商店」を発足。その後、最初の奉公先だった白生地問屋「丸八商店」の廃業に伴い、屋号を継ぎました。翌年より当時は珍しかった婚礼衣裳のレンタルに目を付け、京阪神から中国、九州へと販路を拡大し、貸衣裳業界とともに成長してきたのです。

日本で初めての直織システムを導入
新たな可能性を求めて歩み続ける時代の最先端

10億円もの多大な投資により弊社がコンピュータを使った織物システムを取り入れたのは昭和50年代半ばのこと。西陣では「二条丸八は潰れる」との噂も立ちましたが、その後、1986(昭和61)年には中曽根総理を通じて英国ダイアナ妃に進呈した総絵羽打掛が「3億円の打掛」として話題を呼ぶまでになりました。

総絵羽の紋紙の量
江戸時代の空引機~ジャガード機

繰り返す研究開発から得た伝統技術と商品力で
「美しい和装」を守り伝えていく姿勢を大切にしたい

伝統を継承しながらも、織物のコンピュータ化や著名人の衣裳製作など、積極的な挑戦を続けてきました。和装婚礼衣裳のメーカーとして培ってきた技術とアイデアで、オリジナル商品の開発をはじめ、デザイン企画および製造管理など、日々、独自の研究と工夫を重ねて自社の和装ブランドを一貫して展開しています。

総絵羽打掛
軽い打掛
デザイン企画力

衣裳を取り扱う全国のお得意様のお役に立ちたい
そんな想いから立ち上げた「サービスビジネス事業」

1993(平成5)年より、衣裳販売だけに留まらず、販売後のクリーニング・メンテナンスのサービスを始めました。同時に、全国の貸衣裳店、ホテル、式場、ドレスショップを対象とした「和装カタログレンタル事業」も新たに展開。メーカーならではの人脈で、お客様のお困りやお悩みに迅速に対応できるよう努めます。

美しい婚礼衣裳を通して日本の和文化を世界へ
広く深く、「和」の魅力を提案できる企業を目指します

製造業としてスタートし、時代の流れやニーズの変化に伴ってサービス業にも着手。婚礼和装で培った今までのノウハウをベースに、新たなものづくりへの挑戦を続けています。洋装はもちろん、アート、建築物、インテリアといった異業種とのコラボレーションで、歴史ある和の伝統を世界へ向けて発信していきます。